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胃痛からくる息が臭くなるのを食事で改善する

胃痛時に出る口臭は「口が臭い」というよりは「息が臭い」と言うべきです。

仁丹を口にふくんでも、ガムを噛んでも、緑茶を飲んでも防ぐ事はできません。
口の中を殺菌したり、口腔内分泌液を増やして細菌を洗い流しても、口の奥の消化器系の内臓からの臭気は呼気として出てきます。

かつてトイレの消臭剤のコマーシャルのコピーで「臭いニオイは元から断たなきゃダメ!」と言うフレーズがありましたが、まさにその通りです では胃が原因の「息が臭い」を改善する方法はあるでしょうか。

基本方針としては「胃の調子を整えて消化機能を正常に戻す事」です。

胃の調子を整え、胃から来る口臭を改善する2種類の食べ物があります。

それは野菜と果物です。

この2種類の食べ物が胃に及ぼす影響に関する、厚生労働省の10年にわたる調査報告があります。

生活習慣(飲酒・喫煙・通勤時間・労働時間・既婚未婚など)の条件をそろえて、野菜をほとんど毎日食べる人と、そうでない人に比べました。
その結果、胃の病気にかかる確率は前者が後者に比べて25~50%低い事がわかりました。
また、果物を食べる人も同様で、約30%胃の病気にかかる確率が低いと言う結果が出ました。

その理由は緑黄野菜や柑橘系の果物などにはたくさんのビタミンCが含まれており、胃液によって胃壁の粘膜が炎症を起こしたり癌化するのを未然に防ぐ作用があるからです。

ビタミンCと言う物質は細胞どうしを緊密につなげる機能があって、これなくしては人体40兆個の細胞の健康の維持が不可能です。
かつて大航海時代のヨーロッパ諸国の船乗りたちが、長期間にわたる航海の間に青野菜不足によるビタミンC欠乏を原因とする壊血病で、大量に死亡していったのは周知の事です。
そんな中でイギリスが世界中に植民地を築く事ができたのは、いち早くジャガイモを船内食として取り入れたからです。
ジャガイモは見かけによらずビタミンCが豊富で、煮ても焼いても揚げても他の野菜に比べてビタミンCの損耗率が低く、それを常食すれば欠乏症から免れる事ができました。
ビタミンCがヨーロッパ諸国の植民地争奪戦の最終的な勝利者を決めた事になります。

と言う事で各論を。

キャベツ
キャベツに含まれるビタミンUには胃の粘膜の保護・胃の血流の改善・潰瘍改善の促進など様々な効果があります。
有名な胃薬の主成分です。
大根
大根には消化酵素「ジアスターゼ」というデンプンを分解する酵素が多く含まれ、胃もたれや消化不良、胃の膨満感に効果があります。
ただ、酵素は熱に弱いので千切りサラダにするか大根おろしで食べるべきです。
カブ
カブは大根と同様に消化酵素であるジアスターゼを多く含み、かつビタミンCを多量に含んでいるため、風邪などで胃腸が弱っている時に最適な食べ物です。
大根と同様に「火を通す」イメージがありますが癖の少ない食材なので千切りやスライスなどでサラダの一品に加えてもいいでしょう。
リンゴ
リンゴに含まれる有機酸やペクチンは消化を助け、胃壁を保護してくれますし、食物繊維は整腸効果もあります。
ただし、胃酸過多の方は、体質によって胃液の分泌を促進してしまう場合があるので食べ過ぎには注意しましょう。
ショウガ
ショウガは胃腸を温め、消化管の活動を活発化させるなど胃痛の緩和に効果があります。
また、殺菌作用があるため寿司のような生物(ナマモノ)の付け合わせとして用いられています。
ニラ
ニラにはビタミンB・C・Eなどを多量に含み、自律神経を活性化し、身体を温める効果があります。
食物繊維が多く、胃腸全体を整える機能があります。
ただ、ネギ属特有の辛みが成分多いため、生食はかえって胃を荒らす事になるので、適度な加熱をした方がよろしいでしょう。
ヤマイモ
ヤマイモには大根と同様にアミラーゼなどの消化酵素を多く含んだ食材です。
ヤマイモ自身も独特の粘り気のある消化吸収されやすいデンプンが多く、他の食材の消化を助けてくれます。
昔から麦飯といえばヤマイモのおろしが定番です。
トマト
トマトに多く含まれるビタミンAは胃の粘膜を保護します。
また、水分が多いので胃酸過多による胃痛に効果があります。
生のトマトだけでなく、ジュースでも比較的効果があるので「出先だが空腹で胃が痛い」とか「風邪で食欲がないけど胃が痛い」などという場合に、コンビニで調達できるので重宝します。
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