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息が臭いのをマスクで予防できる?パート3

マスクをして寝ると口臭の予防になる?

マスクをして寝ると、口腔内の乾燥を予防でき、乾燥した環境を好むウイルスの侵入などを防ぐ効果があるとされています。
口腔内の乾燥と言えば、ドライマウスという言葉が思い浮かびます。
マスクをして寝ることで、口腔内の乾燥を予防でき、口臭の原因となるドライマウスも改善できれば口臭対策になるかもしれませんよね。
はたして、実際はどうなのでしょうか。

ドライマウスの原因は唾液の分泌量の低下であり、唾液はさまざまな酵素の働きで口腔内の雑菌の繁殖を抑える働きがあります。
唾液が少なくなると、口腔内で雑菌が繁殖しやすくなり、結果として口臭の原因になっているのです。
では、マスクをするとどうでしょうか。
口腔内の乾燥は改善されるかもしれませんが、唾液の分泌が増えるわけではないので、口の中の臭いの原因に対する根本的な解決にはなりません。
マスクをして寝ても、口臭の予防にはならないと言えると思います。

口臭の原因は歯周病?マスクで防げる?

口臭の原因は様々ですが、口の中に原因がある場合が多いです。
その中でも、成人の80パーセント以上が歯周病であるというデータがある位歯周病の患者数は多く、歯周病が原因となる口臭は多いのです。
また、歯周病の口臭は臭いも強く、悩んでいる方も多いと考えられます。
なぜ歯周病だと口臭がするのかというと、大きく3つの原因があります。
1つ目は、歯周病による歯茎の炎症です。
炎症の箇所が出血を起こし、その出血が生臭い口臭の原因になります。
2つ目は、炎症を起こした歯茎の化膿です。
原因菌により歯茎の炎症が進んで化膿してしまった場合、その溜まった膿が口臭の原因になります。
この場合も生臭い嫌な臭いが発生します。
3つ目は、歯周ポケットでの細菌が繁殖です。
歯周ポケットに限らず、口腔内に細菌が繁殖すると臭いの原因となりますが、歯周病の方の場合は歯周ポケットが深く、その分日々の歯磨きやフロスなどの使用だけでは取り除ききれない歯垢や歯石が溜まりやすいです。
健康な人と同じように歯磨きや舌の清掃をしていても、その取りきれなかった歯垢や歯石=細菌の塊が臭いの原因となります。

口の中全体に臭いを発する原因があるので、マスクをしても根本的な解決にはなりません。
息が直接かからないので多少は臭いを防ぐ効果がああるかもしれませんが、もし口臭の原因が歯周病である場合は歯を失う可能性もあるので、とにかく早期の治療をおすすめします。

歯周病

女性特有の口臭はマスクで防げる?

口臭というと、中高年の男性のイメージが湧きやすいですが、「女性特有の口臭」があるのをご存知でしょうか。
実は女性ホルモンの分泌が女性特有の口臭の原因になっているのです。
女性は月経の周期に合わせてホルモンの分泌バランスが変化します。
ホルモンの分泌バランスの変化により女性の体には「排卵→月経」が起こるのですが、その他にもさまざまな変化が現れるのです。
ホルモンバランスの崩れによる更年期障害や月経前症候群などは有名ですが、ホルモン分泌の変化が実は口臭にも影響を与えます。
ホルモンバランスの乱れやすい時期としては排卵日や生理前後の他にも、思春期、妊娠期、更年期などがあり、これらの時期は女性特有の口臭を発する可能性が高まります。
女性特有の口臭の原因は大きく2つあります。
1つ目は、女性ホルモンの活発化による口腔内の免疫低下です。
これにより歯肉炎や歯周病のリスクが高まり、口臭の原因になります。
妊娠期に歯周病のリスクが高まることが知られています。
2つ目は唾液の分泌量の減少です。
ホルモンバランスの変化により、イライラしたり落ち込んだりすると、唾液の分泌量に影響が出ます。
唾液が少なくなると、口腔内の自浄作用や抗菌作用が失われるため臭いを発する原因となります。
女性特有の口臭はこれらの原因が考えられるので、やはりマスクで一時的に臭いを抑えるだけでは根本的な解決にはなりません。
体内のホルモン分泌の影響を大きく受けるため、生活習慣の見直しや病院での相談が必要になると思います。

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