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歯磨きと舌磨きと歯磨き粉に関するお話

歯磨きの時間・回数でベストは?

歯磨き一回当たり、大体何分くらい磨きますか? また一日のうち、何回磨きますか?ある調査によると、平均的な歯磨きの時間は、5分未満と答えた方が8割以上に上るそうです。
中でも一番多いのは1~3分という回答で、3分でも歯の一本一本がきれいに磨けているとならいいのですが、磨き残しがあるまま歯磨きが終わっている方も多数いると思います。
私が歯医者に行って指導されたのは、「2本ずつ磨くイメージで、10回~15回ずつくらい小刻みに動かして磨いてください」と言われたことがあります。
大人の歯が28本あるとして、一か所あたり5秒程度かけて2本ずつ磨くなら、5秒×14か所=70秒になります。
これを歯の表、裏、かみ合わせの面、と3回繰り返すと、210秒=3分半です。
すべての歯をしっかり磨こうと思えば、最低3分は必要で、さらにフロスや歯間ブラシを使う場合はもっと時間がかかります。
冒頭の調査の中では、1時間以上磨くと答えた方もいるようですが、長時間歯磨きを続けると、歯の表面を削り取ってしまい、知覚過敏などの原因になることがあるので長ければ長いほど良いというものでもありません。
歯ブラシは5分程度を目安に、それ以外のグッズを使っても10分~15分程度で終わるのが良いのではないかと思います。

歯磨きの回数も人によってバラバラですが、虫歯や歯周病の予防に最も良いとされているのは起床時、朝食後、昼食後、夕食後、就寝前、と5回です。
食後は分かりやすいですが、起床時と就寝前が意外と重要です。
ライフスタイルによっては一日5回の歯磨きが難しい方もいると思いますが、最低限就寝前だけはゆっくり時間を取って歯磨きをする習慣をつけましょう。
一般的に寝ている間は唾液の分泌も減るので、菌の増殖が活発になります。
そのため、起きてすぐに口の中を清潔にし、寝る前には少しでも長く口腔内の清潔を保つために、歯磨きをすると良いのです。

歯磨き

間違った舌磨きがさらに口臭をキツくする

口臭予防のためにも舌磨きは定期的に行った方がいいのですが、間違ったやり方をしてしまうとかえって口臭の原因になる場合があります。
舌の表面は非常にデリケートなので、間違ったケアで傷つけてしまうと、口腔内の環境が悪化してしまいます。
舌の上に見える白い「舌苔」というものは、口臭の原因になることが多いので定期的に取り除く方が良いのですが、すべて取り除くことはできません。
それを無理に取ろうとして、歯ブラシなどでゴシゴシと舌をこすってしまうと、舌の表面が傷ついてしまいます。
また舌の表面には唾液を保持して乾燥を防ぐ役割があるのですが、舌磨きでこすりすぎて表面が傷つくと、その役割が機能しなくなってしまいます。
さらにひどくなると表面の傷から炎症を起こしたり、細菌に感染したりしてしまうこともあります。
唾液が舌の表面で保持できないと、舌が乾くことになり、舌が乾燥すると口腔内の細菌が舌の表面で繁殖し、悪臭を放つ舌苔がさらに付着しやすくなるのです。
その結果口臭が改善されないばかりか、かえって舌苔も溜まって不潔になってしまうということで逆効果になります。
舌磨きは、週に数回程度、専用のグッズで舌の奥から手前へなでるように5、6回こするだけでも十分効果があります。
胃などの不調が舌の表面に現れることもあるので、あまり神経質に舌苔を取ろうとしない方が良いと思います。

歯磨き粉で口臭を予防

歯磨き粉の選び方一つで口臭を予防できれば、ありがたいですよね。
実際に、口臭対策、とか息スッキリ、とかいうフレーズがパッケージに記載されている商品も中にはあります。
ただし、本当に口臭を予防しようと思ったら、まずはきちんとした歯磨きで歯垢を落とすことです。
その上で、菌の増殖を抑えるような有効成分を配合した歯磨き粉などを使うことで、より口臭予防効果が増すと思います。
また、直接的には口臭予防と書かれていなくても、歯周病対策や歯周病予防の歯磨き粉は、殺菌効果と歯茎の引き締め効果なども同時に期待できるので意外とおすすめです。
多くの商品が市販されているので、迷うと思いますが、正しい歯磨き方法を身につけるのが一番の近道だと思います。

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