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妊娠初期にやってくるツワリが原因で息が臭くなる?

妊娠初期にやってくるツワリは妊娠したサインなので周囲の多くは喜びますが、本人は喜んでばかりもいられません。
むしろ、妊娠に伴う試練と考えた方が無難です。
ツワリは肉体的に辛いものですが、何よりも精神的に苦しくなります。
たとえば、食事を思うように取れない場合は「赤ちゃんに栄養が行かないのでは」と思い惑いストレスを感じてしまうかもしれません。
でも、妊婦の方にはストレスは大敵です。
ツワリになったときには「無理せず過ごす」事を心がけてください。

ツワリの種類というのもアレですが、ツワリのきっかけ別にに考えてみると以下のようになります。

妊婦

(1) 吐きツワリ

最も代表的なつわりの症状で多くの妊婦の方が経験されます。
常に嘔吐感を感じる方もいれば、不定期に強い嘔吐感がこみ上げて実際に吐いてしまう方もいます。
下記に原因を記述します。

  • 特定の臭いや飲み物・食べ物に反応
  • ホルモンの分泌量の変化
  • 自律神経のバランスの乱れ
  • 精神不安定・恐怖感

ツワリが起こる原因については、未解明な部分が多いですが、妊娠すると黄体ホルモンの分泌量が劇的に増加し、妊娠以前とはホルモンのバランスに変化が起こり、体内の代謝に大きな変化が起こります。
妊娠を維持したり、胎児に栄養分を送ったりするためです。
それにより自律神経のバランスが崩れ、ツワリの症状が出ます。

対策としては、「日に3回しっかりと」と言う考えは捨て、「食べたいものを食べたいときに食べられるだけ」と言うように体調に合わせて食べていけば大丈夫です。
とは言え、栄養不足や脱水症状になってはいただけません。
スポーツドリンクや野菜ジュース・ポタージュなど、カロリーや栄養素を含んだ液体や流動食が栄養補給には向いています。
嘔吐感が起こる予感がしたら飴をなめてみるのも対策のひとつです。

(2) 食べツワリ

少ないようでいて確実にいらっしゃるのがこれです。
空腹な時ほど嘔吐感がひどくなる、逆にいうと、食べると嘔吐感が引っ込むというツワリです。
常に何か食べていないと嘔吐感がこみ上げてくるので食べ続ける……ということで、ついつい食べ過ぎてしまい体重が妊娠を維持する以上に増加してしまう事になります。
妊娠中の急激な体重増加は妊娠中毒につながりますし、胎児が育ちすぎてしまい、自然分娩が非常に難しくなることがあります。

食べツワリの対策
  • (a) 一度に食べる量を減らす:普段食べる一回分のご飯を三等分にして小さな御握りにし、嘔吐感がこみ上げてくる予感がする都度食べるなどと、食事のあり方を柔軟にする。
  • (b) 飴やガムを利用する:常に口を動かして消化器官に食事中のシグナルを送り続けることによって過食を防ぐ。

(3) においツワリ

臭いに敏感になり、「普段の何気ない臭い」・「今まで何ともなかった臭い」が苦手になり、その臭いをかぐだけで気持ちが悪くなってしまうツワリです。

対策としては、柑橘系んも爽やかな香りをマスクの内側につけるなどして、できるだけ苦手な臭いをかがないようにすることです。

(4) 眠りツワリ

眠りツワリとは、「いつも眠い」とか「間欠的に重い睡魔が襲ってくる」ツワリです。

常に眠くてダルいと言うような軽い症状から、眠気が我慢できずに寝落ちしてしまうと言うような、生活に齟齬を来すほどの強い眠気に襲われる方もいます。
このような症状が出る場合、集中力・判断力が鈍ってしまうので、自動車の運転どころか自転車も危険ですから気をつけましょう。

対策としては、眠くなったら、余計な我慢をせずに、とにかく寝てしまいましょう。
無理せず眠ることができるときはひたすら寝ることで体調を整えることです。

ツワリにより息が臭くなる?

ツワリはその症状から3つに大別することができます。

  • (1) 吐きツワリ
  • (2) 食べツワリ
  • (3) 眠りツワリ

そのうち前2者は消化器官系が関わるツワリで、特に胃痛を伴うことが少なくありません。
これはプロゲステロン(黄体ホルモン)と言うホルモンが原因です。
妊娠すると妊娠を維持するため、子宮を広げる働きをするプロゲステロンが多く分泌されますが、実は他の内臓の平滑筋をゆるめてしまう作用があります。
そのため、食道から胃につながる部分で胃液(胃酸)の逆流を防ぐ働きをする弁(噴門)もゆるんでしまい、胃液が逆流して食道や喉が傷つけられ、胸焼けやゲップなどの不快な症状が現れます、 また、ストレスの影響で自律神経のバランスが崩れてしまうというのも可能性として考えられます。
自律神経は交感神経と副交感神経のシーソーのように微妙なバランスの元に機能しています。
それだけにバランスを崩しやすく、その結果、胃液か胃を守る粘液の分泌量が減少したり、胃液が過剰に分泌して胃の粘膜を傷つけたりすることで胃痛につながります。

ツワリそのものや胃痛をともなう胃酸過多が原因で慢性的に胃液が胃から食道を経て喉や口腔に逆流するのを繰り返していると、当然のことながら食道や口腔内の粘膜はそのたびに焼けるような痛みを感じることがあります。
慢性的な逆流性食道炎になりやすく、妊娠中にその症状を悪化させると、産後にも症状が続く事があります。

当然の事ながら口臭は饐えた酸性の臭いになります。

こうなっては周囲の方々にも大変な思いをさせるし、何よりもご本人にとってストレスになります。
ツワリの症状そのものはかかりつけの産婦人科に相談するにしても、胃痛は産婦人科の助言や紹介に基づいて内科医と相談するのが賢明と言うものです。

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