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息が臭くなる原因『食後と胃痛』

食後の口臭

食後にみぞおちのあたりが痛い…と言う場合、その原因は主に2通り考えられます。
ひとつは急性・慢性胃炎でもうひとつは胃潰瘍です。

同じ腹痛でも「食後すぐにみぞおちのあたりが鈍く痛む」という場合、その原因は食事にともなって分泌される胃液の過剰、つまり胃酸過多による胃炎です。

では、胃酸過多の原因は何でしょうか。

胃液(胃酸)の分泌
(1) 食物の匂いをかいだり想像することで副交感神経を興奮させる場合
(2) ホルモンによルもの
(3) 胃の内容物移動に伴う刺激によるもの

胃液(胃酸)の大切な機能は、胃自身を守りながら食物を粥状にする消化攪拌(かくはん)です。

胃酸過多が高じて逆流性食道炎や胃酸逆流の症状のある方はご経験ありでしょが、胃液(胃酸)はその名の通り、「酸っぱい液体」です。

胃酸(胃液)には次の3つの成分が含まれています。

  • (1) 入ってきた食べ物を殺菌し食べ物を消化する強い酸性の「塩酸」※コレラ菌を殺すほどの強酸
  • (2) たんぱく質を分解する消化酵素の「ペプシン」
  • (3) 強酸性の塩酸から胃を守る「粘液」

肌に塗れば火傷するほどの強力な胃液から胃粘膜を守っている粘液はアルカリ性ですので、間の粘液層で中和されているため胃が守られています。
これらの絶妙なバランスがあって胃の中における消化作用は成り立っています。

一般的には胃液(胃酸)を分泌する迷走神経、胃液(胃酸)分泌を抑制する交感神経といわれています。

しかしそのような単純な認識では対応しきれません。
複雑な神経伝達があり、まだ詳しくわかっていないのが現状のようです。

ただ、わかっていることは、ある特定のストレスや心労が…

  • (1) 胃液(胃酸)の過剰分泌
  • (2) 胃液(胃酸)の分泌の抑制
  • (3) 空腹時の分泌

上記などの胃液(胃酸)の成分バランスに大きな影響を及ぼす現象、つまり胃酸過多を引き起こすことになります。

そして、胃酸過多を引き起こすと『息が臭くなる』原因に繋がります。 食後にみぞおちのあたりが痛い場合は、もしかしたら息が臭くなっている場合がありますので、注意が必要です。

食後

胃痛と口臭の関係

胃痛の主な原因は胃酸過多と胃ケイレンです。
その二者の内でも多いのが胃酸過多です。

胃粘膜の耐消化力よりも胃液(胃酸)のが消化力強い場合に胃酸過多が起こります。
胃粘膜が胃液による刺激を受けて荒れている状態を胃炎と言います。
胃炎は初期の頃はそれほどの痛みはありませんが、症状が悪化すると強烈な痛みを伴います。
それを我慢し続けていると、症状はさらに進んで胃の粘膜に穴が開いたり胃潰瘍につながったりします。
安易に胃薬に頼って根本的な治療を怠ると大変なことになります。

胃酸過多が高じると胃潰瘍や十二指腸潰瘍になり、病院での診察が必要になります。

また、ストレスによる自律神経(緊張の交感神経・弛緩の副交感神経)からくる胃酸過多もあります。

何らかのストレスを受けるとヒトは緊張状態に対応するため交感神経が強く働きます。
すると交感神経がバランスを取るために副交感神経の働きも強まっていきます。
この相互作用で副交感神経の働きが交感神経の働きに勝ってしまい、胃液の分泌が増大して胃酸過多になります。

『食後の口臭』でも述べたように、胃酸過多は息が臭くなる原因になるので、注意が必要です。

胃痛

口臭の原因

口臭の原因には次の2個が考えられます。

  • (1) 口腔内のトラブル(歯槽膿漏・虫歯・歯石・歯垢など)
  • (2) 胃の不調

後者の胃の不調は、口は食道を通して胃とつながっているので、胃の不調が口臭となって現れます。

慢性胃炎による口臭の原因の主なもの
(1) 食物を消化する胃液が少ないと食物が未消化になり、胃の中に長期間滞留します。
すると本来であれば小腸の中で行われるべき発行が胃の中で始まり、発酵臭が肺に入って呼気に現れる場合があります。
(2) 胃炎はむろんのことですが、暴飲暴食や喫煙・飲酒が多い方では、逆流性食道炎や胃酸の逆流で口臭が酸っぱい臭いを含んで通常の口臭よりもきつく感じる場合があります。
(3) 朝起きて吐き気があったり、朝の食欲不振を感じたら食道炎の可能性があります。
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