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胃痛と息が臭い関係

胃痛とは

胃痛の原因の中で慢性的な胃液の働きによって起こる症状があります。

胃液は胃の中の食べ物を消化するために分泌される消化液です。
それは酸性の液体で主成分は塩酸そのものです。

胃痛の起こる原因は、この胃液の異常分泌が主な原因です。
必要量よりも異常に多く出てしまう(胃酸過多)と言う事です。
この状態になると胃痛が起こります。
胃酸過多が続くと、胃液が胃そのものを溶かし始めるということで、胃の粘膜が薄くなってしまい、粘膜の炎症が起こったり、胃の筋肉が痙攣します。
それが痛みにつながると胃痛になるわけです。
これを胃炎(胃カタル)と言います。

胃酸過多になる場合
(1) 空腹時 
(2) 食後
(1) 空腹時

通常は胃に食べたものが入っていない時には、胃液が出ないようになっています。
しかし、胃液が出るタイミングが狂ってきて空腹時に胃液が異常分泌すると胃酸過多になり胃痛を引き起こします。

空腹
(2) 食後

食後には食べたものを消化するために胃液が分泌されます。
その時、必要な量以上の胃液が出る場合に胃酸過多になり、胃痛を引き起こします。

胃酸過多と口臭

胃酸過多が原因の胃痛については特徴があります。

胃痛が始まると、その原因である過剰分泌のされた胃液が食道をさかのぼり、喉元までこみ上げてきます。
ゲップをすると口腔内に酸性刺激が広がります。
ひどい時には喉の奥が痛くなります。
乗り物酔いで吐いた時に感じた喉が焼けるような感じの痛みです。
つまり、胃液の成分である塩酸による作用です。

胃弱の悩みを持つ方が二人して行動した事があります。
その時、お互いに確認し合ったことは、普通の状態では刺激性の口臭は出ていないと言う事です。
しかし、ゲップをした直後には強い刺激性の口臭がありました。
胃酸過多が原因の胃痛であれば、特にゲップをした後は、間違いなく口臭がでます。

ゲップ

胃痛と口臭の関係

胃酸の異常分泌による胃酸過多の原因
(1) 飲酒によるアルコールの摂取・喫煙・刺激物の摂取・暴飲暴食によるもの
ストレス・生活のリズムの変調などによるもの

(1) によって、胃の粘膜を傷つけ、その結果として胃酸の分泌が起こる場合があります。

(2) は、2つある自律神経の副交感神経に刺激を与えます。

副交感神経は食事中や睡眠時など体を落ち着かせている時に強く働く神経です。

具体的に…
(a) 心機能抑制
(b) 唾液分泌
(c) 腸管運動促進
(d) 胃液分泌

これらは適正に働いている場合は全く問題のない作用なのですが、副交感神経が時を選ばずに働いた場合には胃酸過多になります。

結果として、胃痛や強い口臭が出ます。

胃酸過多の結果起こる炎症を胃炎(胃カタル)といいますが、これがたびたび起こり、さらにはその状態が常態になるのが慢性胃炎です。
こうなった場合は症状として酸性の口臭が出ます。

その予防方法としては、食生活や飲酒、不規則な生活を始めとした生活習慣を改善し、ストレスをためないような生活を心がける必要があります。

ただ、生まれつき胃の弱い方もいらっしゃいます。

いくら気をつけて摂生に努めても胃酸過多による胃痛と口臭から逃れられない方がいらっしゃいます。

まずは内科に行って、胃部X線検査、胃内視鏡検査などで胃酸過多(つまりは胃炎)の原因を診断してもらい、それぞれの身体に適った治療を施してもらい、治療薬を処方してもらうのが横道です。

評判の良い胃痛外来を複数ためして相性の良いクリニックを選びましょう。
セカンドオピニオンも用意しておくのもけして悪い事ではありません。

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